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”別れ”について [日記]

私も50年を超える人生の中で、辛く悲しい別れをいくつか経験してきました。
同級生、知人、恩人を含め若くして命が燃え尽きてしまっての別れは言葉にできません。
今日の告別式も、遺族にかける言葉が浮かんできません。

たまたま先日読んだ本 「大人の流儀」 伊集院 静 著 の最後の章に
「愛する人との別れ    」があります。
私はこの本の記事について、この部分以外で多くの共感を覚えていました。
私は、違う形でこの本を紹介したかったのですが、今日の私の気持ちの一部を
言い換えるには、伊集院さんの紹介してくれた言葉に尽きると思うのです。
この本によりますと、映画でチェチェンの老婆のせりふだそうです。
「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ」

「大人の流儀」はこの言葉で終わっています。

人生の不条理をいろいろ考えた日々でした。
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